SlackとTeamsどっちが良い?【徹底解説】ビジネスチャットの比較と選び方!

SlackとTeamsどっちが良い?【徹底解説】ビジネスチャットの比較と選び方!

今流行りのビジネスチャット。これまではメールがビジネスでのコミュニケーションの主流でしたが、今の時代はビジネスチャットです。slackやTeams、チャットワーク、LINE WORKSなど色々あってどれが良いかわからないですよね。

筆者はほぼ全てのビジネスチャットを使っているので、使ってみた感想を元に比較していきたいと思います。

SlackやTeams、チャットワーク、LINE WORKSと色々あってどれがいいかわからないよ〜
ビジネスチャットだからどれも同じかな?

ビジネスチャットはそれぞれ特徴が分かれているから、しっかりと比較してみた方が良いね!

ビジネスチャットとは?

ビジネスチャットとは、ビジネスで使う”コミュニケーションツール”のことです。
これまでは電話やメールがビジネスコミュニケーションの主流ですが、LINEやFacebookのメッセンジャーなどが流行してからはビジネスの世界においても”チャット”が使われるようになりました。

「コミュニケーションツールとはそもそも何のこと?」という方はDXを目指すならまずはコミュニケーションツールから!おすすめ16選を紹介!の記事で詳しくまとめていますので参考にしてみてください。

ビジネスチャットを使うことのメリットは?

ビジネスチャットを使うことで、下記3つのメリットがあります。

1.レスポンス早くコミュニケーションでき、仕事が円滑に進みやすい

メールなどでは、内容を細かく記載して、返信までに時間がかかることが多いです。
早いと言われる人でも、1h以内の返信が多く、通常では2-3日かかることもあります。

流石に社内のコミュニケーションではそこまで時間はかからないと思いますが、チャット形式ですと、通常の話し言葉のように会話ができるため、会話の進みが格段に早くなります。

2.画像添付や過去のメッセージの引用などがしやすい

基本的にはドラッグアンドドロップで、画像をはじめファイルを共有することができます。
メールなどですと、ZIPにまとめてパスワードをかけたりすると思いますが、ビジネスチャットの場合は、関係者にしか送付されませんので、より手軽にファイル共有を行うことができます。

過去の会話などもメールですとその時のやりとり関係者しか見ることができませんが、ビジネスチャットですと、過去の会話も検索することができますので、オープン性が高いことも特徴です。

担当変更などで過去のやりとりがわからないということが起きづらく、かなり使い勝手は良いです。

3.大人数でのコミュニケーションがしやすい

メールなどですと、関係者は都度メールアドレスを追加する必要がありますが、ビジネスチャットでは@here @all @channelなどのメンションだけで、そのグループにいる全員にメンションをつけることができます。

より緊急性が高い報告や全員にもれなく共有したいことなどは、メールと異なりかなり使い安いと思います。

ビジネスチャットの機能でビデオ電話などの機能が付いていますが、基本はチャットがメインのツールです。Web会議として使いたいという方は【2021年版】リモートワークに必須なWeb会議ツールまとめ!無料版から試してみようの記事にまとめていますので、参考にしてみてください。

また、社外の企業との打ち合わせに使いたいという方は、【2021年版】オンライン商談ツールまとめ16選!無料版〜有料版まで徹底比較で商談ツールについて紹介していますので、参考にしてみてください。

4大ビジネスチャットツールとは?

ビジネスチャットとしてツールを提供している会社は多いですが、その中でもシェアが多い4つのツールを紹介します。

chattool

slack (スラック)

筆者も色々なビジネスチャットツールを活用してきましたが、一番使いやすかったものがslack (スラック)です。
スラックの特徴として、APIなどの拡張性や、スレッドという機能があります。

slack
サービス名Slack (スラック)
URLhttps://slack.com/
種類コミュニケーションツール
特徴チームワークと個人のタスク、どちらも 1 つのプラットフォームで。
すべてが Slack に集まるから、仕事が 1 か所で進みます。
登録企業8.5万社以上 ※全世界2019年実績
期待できる効果・どんな人との仕事も、もっとスムーズに
・必要な情報を必要な時に
・あらゆる規模のチームワークに
無料トライアルあり
初期費用不明
月額850円/月~
備考※1ユーザーあたり

Chatwork (チャットワーク)

国内ドメインのビジネスチャットとしてシェアを誇るのがチャットワークです。
私も一番最初に使ったビジネスチャットツールでしたが、初めてでも使いやすいUIが特徴です。

chatwork
サービス名Chatwork (チャットワーク)
URLhttps://go.chatwork.com/ja/
種類コミュニケーションツール
特徴Chatworkはメール、電話、会議・訪問など仕事で必要なコミュニケーションを
より効率的にするビジネスチャットです。
登録企業32.1万社以上
期待できる効果・意思決定がスピードアップ
・業務効率がアップ
・社内コミュニケーションが活性化
無料トライアルあり
初期費用不明
月額500円/月〜
備考※1ユーザーあたり

LINE WORKS(ラインワークス)

LINEのビジネス版としてITに詳しくない方でも利用しやすいものがLINE WORKS(ラインワークス)です。

lineworks
サービス名LINE WORKS(ラインワークス)
URLhttps://line.worksmobile.com/jp/
種類コミュニケーションツール
特徴ビジネス版LINE
登録企業25万社以上
期待できる効果・教育不要ですぐに使えるメッセージアプリ
無料トライアルあり
初期費用不明
月額300円/月〜
備考※1ユーザーあたり

Microsoft Teams (マイクロソフト チームズ)

Microsoft Teams (マイクロソフト チームズ)はその名の通りWordやPowerPointなどを提供しているMicrosoftが作ったビジネスチャットです。GAFA基準のセキュリティが搭載されており、社内利用ツールをOffice365系列に揃えたいという方はおすすめです。

teams
サービス名Microsoft Teams (マイクロソフト チームズ)
URLhttps://bit.ly/3ejTj8V
種類コミュニケーションツール
特徴仕事、学校、家庭。すべてのみなさまに。
登録企業650社以上
期待できる効果・チャット、通話、ビデオでのコミュニケーション活性化
・ドキュメント、写真、ビデオ、チャット履歴、会議ノートでの作業効率化
無料トライアルあり
初期費用不明
月額540円/月〜
備考※1ユーザーあたり

タイプ別のおすすめ

それではどういった基準でビジネスチャットを選ぶのがよいのでしょうか?

1.IT企業は断然Slack (スラック)がおすすめ!

slack

ビジネスチャットとして活用するなら、断然にslackが使いやすいです。
APIなどを活用して、BOTを作成できたり、他のツールと連携できることが特徴ですが、スレッドという機能が他のビジネスチャットにはなく、かなり使いやすいポイントです。

スレッドの機能

フィード自体は最初の投稿だけが残り、右側のスレッドというところで、関係者だけを含めた議論をすることができる。一度でもメンション(@)をつけていれば、その後はメンションを付けずとも、通知が送られる。

sread

絵文字も豊富でカスタマイズも可能

絵文字も豊富な点が特徴です。それぞれユーザーがレスポンスを取らなくとも、絵文字を使ってコミュニケーションを取ることができ、組織の活性化に繋げることができます。

emoji

2.シンプルな会話をしたい企業はchatworkがおすすめ

シンプルに会話をしたい方はチャットワークがおすすめです。

chatwork

メリット

  • 直感的に利用できる
  • LINEのようにそのまま会話ができる
    • 引用や返信はLINEよりもしやすい
  • タスク登録などもchatwork内でできる

デメリット

  • LINEのようにどんどん流れて行ってしまうので、あまり議論などには向かない
  • 複数人がそれぞれ会話をすると、レス漏れが発生しやすい

3.Microsoftのoffice365で全て統一したい企業はTeamsがおすすめ

高度なセキュリティ水準とシステムを統一したいという方は、Teamsがおすすめです。

teams

メリット

  • Microsoftが作っており、チャットからTV会議まで色々揃っている
  • GAFAレベルのセキュリティが担保されている

デメリット

  • 全体的に少し使いづらい

4.ITに詳しくないという企業はLINE WORKSがおすすめ

ビジネスチャットほどではないという方はLINE WORKSがおすすめです。

lineworks

メリット

  • 普段利用しているLINEのビジネス版だから簡単に利用できる

デメリット

  • 他のビジネスチャットと比べてビジネスとしての使いやすさや拡張性は少し低め

海外製品ではslackがかなり勢いがあります。ただ、Microsoftの製品を使っているとTeamsとの相性が良かったりもして悩みますよね。導入する前に、どのような基準をも持っておけばよいかを知っておくことで、導入後にスムーズに活用することができます。

ビジネスチャットを導入する前に【初めの方必見】ビジネスチャットを導入する前に知っておくべきデメリットとは?のデメリットの部分も把握しておくと良いでしょう。

まとめ

今回はビジネスチャットについてまとめました。社内のコミュニケーションツールとして利用したいという方は、個人的にはslackがおすすめです。もともとはチャットワークを活用していましたが、エンジニアがslackを活用しているケースが多く、slackを使い始めたところ、かなり使い勝手がよく感動しました。

まずはシンプルな機能から利用されるという選択も全然ありだと思いますので、今回の比較などが参考になれば幸いです。

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