「sAI Chat (サイチャット)」(以下、サイチャット)のチャットボットってどんな特徴があるの?口コミ評価は良いの?」と気になっているあなたの疑問に答えます。
多くの記事では良いメリットばかりを比較記事で掲載していますが、本記事ではネガティブな口コミ評価にも着目し、総合的に評価してもらえるように意識しています。
サイチャットのチャットボットを導入しようか検討している方は、参考として読んでみてください。
本記事の内容
- 導入から精度95%以上を実現
- 細部までこだわった入力途中のサジェスト表示機能
- CSVで一括アップロードできるので少しの作業でOK
この記事を記載している私は、大手IT企業でAIを活用したサービス開発を行っており、チャットボットを特に専門分野としています。
チャットボットの裏側を把握しているからこその視点で、分かりやすく説明していきます。
メリット点、デメリット点をそれぞれ把握した上で、失敗しない導入を進めていきましょう。
サービス名 | sAI Chat (サイチャット) |
会社名 | 株式会社サイシード |
住所 | 〒160-0023 東京都新宿区西新宿6丁目18−1 住友不動産新宿セントラルパークタワー19F |
電話番号 | – |
設立 | 2015年4月 |
URL | https://saichat.jp/saichat/ |
料金 | 8万円/月〜 ※上限FAQ300件の場合 |
導入から精度95%以上を実現
AIチャットボットでは事前学習が肝となる
問合せ削減を対応したい場合、「AI」を搭載したチャットボットの利用が必須となります。
なぜ「AI」が必須なのかについては【簡単解説】チャットボットでAIを搭載していると何が違うのか?で解説をしていますので参考にしてみてください。
チャットボットの精度はいかに「AI」に対して、想定質問や言い回しを学習させておくかで大きく変わります。
大手ITの「AI」は汎用的な学習しかしていない
GoogleやIBM、Amazonなどの大手IT企業では「AI」開発が進んでおり、誰でも利用ができるようにオープンソースとして公開しているところも多いです。
「AI」には様々な活用がありますが、チャットボットで利用される機能には「人間の言語を理解して処理する」という自然言語処理の部分が活用されています。
この自然言語処理は「言語によって学習内容が変わる」ため、日本で対応するには日本語を学習させる必要があります。
汎用的に利用できる状態にはなっていますが、反対に専門用語などについてはまだ未学習であることがほとんどです。
業界に特化した言い回しなどを学習しておく必要
チャットボットの問合せ履歴をみると、ユーザーによって様々な言い回しがあることがわかります。
例えば、「ログインできない人」は下記のように質問をします。
- ログインができない
- パスワードを忘れた
- サインインができない
- パスワードを再発行したい
思いつく限りの登録をしていたとしても、人によっては想定つかないような質問の仕方をします。
人間であればその場で聞き直しをして確認をすることができますが、チャットボットの場合は、すぐに検索されてしまうため、予め想定して学習させておくことが必要です。
業界ノウハウや実績が学習の武器となる
メールや電話と異なり、チャットボットにくる問合せは簡単なものから個人的なものまで幅が広いです。
これまで問合せ対応をしていた企業でもある程度のノウハウはあると思いますが、チャットボットはまた別です。
チャットボットを提供している企業の場合は、これまでの実績を元に、どのような言い回しがあるのか、どういう質問がされるのかなどのノウハウを持っているため、AI学習に活用することができます。
そのため、実績が多い企業であればあるほど、精度の向上のための事前学習に活用することができているのです。
細部までこだわった入力途中のサジェスト表示機能
UXをとことん極めたGoogleも同じ機能がある
みなさんは、Googleで検索をしている時に、「文章の途中でいくつか候補となる検索キーワードが出ている」ということに気づいたことはありますか?
検索キーワードを入力している時に、自分と同じような人が「このような検索をしている」と候補を自動で出してくれるのです。
うまく検索したいキーワードが思い使い場合や、文字入力を短縮したい場合などにとても有効です。
このような機能があることでストレスフリーで検索をすることができます。
チャットボットはなおさらUXを考えるべき
チャットボットを利用するシーンとしては、「不明な点がある。問題を解決したい。」といった場合が想定されます。
「なんて質問をしたら求めている答えが帰ってくるのか?」ということを知らずに、ずっと検索をし続けることはストレスが溜まります。
「チャットボットに答えがあると思っていたけど、実はQ&Aが登録されていないかもしれない。」そう考えると途中で検索することをやめて、電話やメールで問合せをすることを選ぶでしょう。
入力途中でQ&Aの候補が上がると早めに判断ができる
「質問したい内容がチャットボットに登録されているのかどうか。正しく質問ができているのかどうか。」については、実際に質問をしてみるしかありません。
しかし、毎回異なる回答を表示されてもストレスです。
サイチャットでは、入力途中で登録してあるQ&Aから「もしかしてこれのことですか?」と候補を出してくれるため、検索をかける前に、正しい検索ができているか、質問が登録されているのかを判断することができます。
このような些細な気遣いが、ユーザー体験を向上させることにつながります。
CSVで一括アップロードできるので少しの作業でOK
管理画面だけの作業はデメリットもある
チャットボットを作成することができるツールのほとんどは、管理画面から直感的な操作でシナリオツリーを作成することができます。
初心者でも操作性がよく、簡単に作成できることがメリットの1つです。
一方で大量のFAQを管理しているような企業にとってはデメリットもあります。
1つ1つを管理画面上で操作しなければならず、とても時間がかかってしまうことです。
URLのリンク切れの修正や特定文言の修正はCSVが便利
Q&Aの回答の中に「詳しくはこちらのページ」などのように、チャットボット以外のヘルプページに案内するケースも多いかと思います。
もし案内先のページが変更となり、他のページへ案内が必要となった場合を想定してみましょう。
管理画面からの操作の場合は、該当のURLが入っているかを1つ1つチェックして、修正をしていく必要があります。
見落としや修正ミスなどが発生しやすい修正作業となってしまいます。
CSVでの処理の場合は、「検索と置換」の機能で一括で特定のURLや文言だけを修正することができるので、時間の削減とともにミスが起きにくい作業となります。
搭載している機能
- AI搭載 ◯
- 複数チャネル対応 非公開
- 有人チャット機能 非公開
- システム連携 非公開
- 分析機能 非公開
- 他言語対応 非公開
- ポップアップ機能 非公開
- 運用代行 △
- 分析・レポート対応 △
良い口コミ
時間の制約があるお客様や、メールなどのやり取りに負荷を感じるお客様の疑問解消ツールとして有効である。
テキスト検索は部分一致とAI検索が併用され、カテゴリ検索や条件分岐など、自由度の高いツールだと感じます。
レポート機能も充実しており、各ステータスの傾向把握や打ち手の検討に有効です。
アンケート機能との組み合わせで、自社の課題発掘も可能です。
安定稼働に必要不可欠なサポート体制も、パートナーとして信頼に値します。
定期的に面談してパフォーマンスを確認してアドバイスをいただけます。
また、分からないことがあれば即連絡いただけるのでトラブルが起きた場合でも迅速に解決できます。
改善の口コミ
類似語登録もCSVでアップロードをせずに、直に入力、登録できると良いと思います。検索失敗したものを自動的に学習して、ヒットしやすくする機能があると良いです。
以前は、更新画面がすこしわかりにくかったのですが、管理画面がバージョンアップしたことで、解消しました。
シンプルで使いやすいですが、もう少し色んな機能が増えても面白いと思います。
企業らしさがでるデザインとかにできたへ嬉しいです。
導入している企業はどこか?
- mouse
- 横浜銀行
- TSUZUKI
- KIRIN
- AGREX
- 神戸大学
- 読売新聞
導入事例
MAGASEEK
- 導入効果
- 年間26%の問合せを削減
- 顧客との新たなコミュニケーションを実現
- 年間26%の問合せを削減
エイチアールワン
- 導入効果
- 7割に満たなかった受電率が100%に
- 問合せの件数を大幅削減
- 7割に満たなかった受電率が100%に
埼玉大学
- 導入効果
- 半自動の有人チャットで、1人のキャリアアドバイザーだけで学生との綿密なコミュニケーションを実現
まとめ
今回はsAI Chat (サイチャット)について特徴や口コミ評価をまとめました。
本記事の内容について改めてまとめます。
- 導入から精度95%以上を実現
- 細部までこだわった入力途中のサジェスト表示機能
- CSVで一括アップロードできるので少しの作業でOK
他のチャットボットについても気になるという方は【無料配布】チャットボット19社の比較シートを使って効率よく導入を進めようを参考にしてみてください。
また、もう少し業界事例について知りたいという方は【見なきゃ損!】チャットボットの事例を22種(リサーチ10時間分)を無料提供で10時間分のリサーチ結果を無償提供していますので、参考にしてみてください。
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