オンライン名刺とは?テレビ会議で役立つ新たな名刺交換ツールを紹介!

オンライン名刺とは?テレビ会議で役立つ新たな名刺交換ツールを紹介!

コロナが流行りはじめてから対面での商談が少なくなり、名刺交換をする機会が減っています。これまでは名刺交換のタイミングで所属部署の確認やアイスブレイクを挟んだりとしていた方が多かったのではないでしょうか?そのような中、オンラインでの商談においても名刺交換を行うという習慣が生まれています。sansanをはじめ大手の名刺管理ツールベンダーが新しくはじめたサービスの一貫です。今回はこのオンライン名刺について紹介していきたいと思います。

オンライン商談だと名刺交換ができないから、相手がどこの所属なのかのヒアリングができなくて困ったなあ。

オンライン名刺なら、オンライン上の打ち合わせでも名刺交換することができるよ!

え!そんな便利なツールがあるんですか??

オンライン名刺とは?

オンライン名刺とは、「予め登録してある名刺のプロフィールをURLやQRコードなどを利用して交換することができる名刺」です。sansanやEightなどの名刺管理ツールを利用していれば、URLをクリックして相手のプロフィールを確認すると同時に相手のプロフィールをデータベースに登録することができます。

オンライン名刺の仕組み

オンライン名刺は相手に自分のプロフィールに紐づくURLを送ることで、プロフィール交換(これまでの名刺交換)を行うことができます。sansanでイメージ図がありましたので、紹介します。

ステップ1:オンライン名刺の登録

sansanではオンライン名刺の登録を行うことで、自動的にプロフィールに紐づくURLが生成されるようです。

sansan

ステップ2:相手にURLを送付

商談前に事前にメールやチャットなどでURLを送っておくことで、事前にプロフィールをチェックしてもらうことができます。

sansan

ステップ3:プロフィールの確認

URLをクリックすると名刺に紐づく情報をオンライン上で確認することができます。sansanやEightなどの名刺管理ツールを活用していれば、簡単にデータベースへ保存することが可能です。

sansan

ステップ4:名刺を送り返す

相手がsansanやEightなどの名刺管理ツールを活用していなくても、その場で自身の名刺を撮影し、相手に送ることが可能な仕組みです。相手がスマートフォンさえ持っていれば誰でもオンライン名刺で交換することが可能なので、便利です。

sansan
sansan

スムーズにオンライン名刺を交換する方法は?

オンライン商談だと名刺交換のタイミングなどの切り出しが難しい場合も多いかと思います。どのようなタイミングでの交換がベストかを紹介します。

1.商談の始まる前

事前に日程調整などの段階でオンライン名刺も送っておくとスムーズなようです。事前に誰が参加するのかを送っておくことで、相手も把握することができますし、オンライン名刺を活用したことがある場合は、相手も事前に送り返してくれるでしょう。

sansan

2.商談中

ZoomやTeamsなどのWeb会議ツールを活用している場合は、バーチャル背景画像に自信のオンライン名刺を載せておくということも手段の1つのようです。自信の挨拶中に、「こちらのQRコードを読み取っていただければ、名刺交換が可能です」などと一言添えるだけでも、アイスブレイクにも繋がり、スムーズに商談することが可能です。

sansan

オンライン名刺の導入メリット・効果

オンライン名刺を導入したらどのような効果が出るのでしょうか?導入していない場合と比較してメリットをまとめていきます。

1.所属や役職のヒアリング漏れがなくなる

オンライン商談の場合は、相手がどのような人なのかはヒアリングしないとわかりません。大勢の出席者がいる場合ななどは特に、名前と役職どころか、名前と顔さえ一致させることは困難でしょう。オンライン名刺を導入することで、相手にも自然と名刺を送り返すように誘導ができるため、ヒアリングする必要がなくなります。

2.アイスブレイクに活用ができる

名刺交換の際は、名前についてや出身地、趣味などについて自然とヒアリングすることができるチャンスです。オンライン商談の場合は、なかなか切り出すタイミングが難しいですが、オンライン名刺があれば、これまでのようにアイスブレイクとしてのタイミングも意識することができるようになります。

3.キーパーソンを把握することができる

誰がどのポジションなのかを把握することは、営業する上で非常に重要です。決裁権がある人に対して積極的にアプローチをかけていく必要がありますので、誰がキーパーソンなのかを予め把握した上で商談を行えることは必須といってよいでしょう。

オンライン名刺が使えるツール4選!

それでは、どのようなツールを活用すればオンライン名刺を使えるようになるのでしょうか?ここでは有料版と無料版でそれぞれ2つずつを紹介します。

Sansan (サンサン) ※有料

sansan
サービス名Sansan (サンサン)
URLhttps://jp.sansan.com/
種類名刺管理ツール
無料トライアルなし
月額非公開
備考※スキャナーは1台あたり10,000円/月で貸し出し
機能・スキャナまたはスマートフォンでスキャン可能
・99.9%の精度でデータ化
・他言語(11ヶ国語)によるデータ化対応
・オンライン名刺
※名刺URLを伝えるだけでオンラインで名刺交換可能
・顧客情報を自動で名寄せしてくれる
・名刺交換した相手と接触履歴を管理できる

Eight(エイト)※無料

eight
サービス名Eight(エイト)
URLhttps://8card.net/
種類名刺管理ツール
無料トライアルあり
月額無料
備考※プレミアムは月額480円または年額4,800円
機能・スマートフォンでスキャン可能
・URLやQRを相手に送るだけで簡単にオンラインで名刺交換
・相手が転職や昇進などで名刺を変更した場合に「通知」が届く。
・自分に接点のあるイベント情報が届く
・PCやMacからも利用可能
・企業の情報収集や、気になる求人に応募することも可能

ホットプロファイル ※有料

hotprofile
サービス名ホットプロファイル
URLhttps://www.hammock.jp/hpr/
種類名刺管理ツール
無料トライアルあり ※30日間
月額非公開
備考
機能・スキャナまたはスマートフォンでスキャン可能
・名刺・Webフォーム・各種データなどを取り込み、自動で名寄せ
・企業属性(業種・従業員数等)や各社ばらつきのある部署・役職のカテゴライズを自動で付与
・名刺交換したユーザーが興味を示したタイミングで通知
・ニュース情報や人事異動ニュースを自動で受け取る
・営業活動履歴

myBridge  ※無料

myBridge
サービス名myBridge
URLhttps://jp.mybridge.com/
種類名刺管理ツール
無料トライアルあり
月額無料
備考
機能・スマートフォンでスキャン可能
・名刺情報を簡単に検索
・社内のメンバーと手軽に名刺をシェア
・オンライン名刺に対応
・Excelに書き出し

他の名刺管理ツールも気になる方は!

名刺管理は企業の売り上げ向上のために必須です。

タイミングよく商談を切り出し、競合に先駆けて自社サービスを導入してもらうには情報戦が必要です。

名刺の情報をうまく活用できるか否かが分かれ目となります。

オンライン名刺以外にも代表的な名刺管理ツールを【2021年最新版】名刺管理ツールおすすめ13選を徹底比較(無料+有料)でまとめていますので参考にしてみてください。

オンライン名刺に合わせて利用した方がよいツール

オンライン名刺はリモートワーク環境での適応や名刺管理などの業務管理、営業強化としてのツールとして利用されることがほとんどです。

このようなニーズに応えるためにいくつもの便利なサービスが存在します。合わせて活用すると良いものをいくつか紹介します。

まだ電話やメールを利用しているなら、絶対ビジネスチャットツールは導入すべき

社内や社外のコミュニケーションをいかに円滑に進めることができるかで、企業の成長スピードは変わるといっても過言ではありません。ビジネスチャットツールとは、チャット形式でコミュニケーションを取れるツールのことで、ビジネス向けに特化しているものを、「ビジネスチャットツール」と読んでいます。

代表的なツールとしてはslackやchatworkなどがあります。まだ導入していないという方はSlackとTeamsどっちが良い?【徹底解説】ビジネスチャットの比較と選び方!の記事を参考にしてみてください。

そもそもコミュニケーションツールって何のこと?という方はビジネスチャットの前に、DXを目指すならまずはコミュニケーションツールから!おすすめ16選を紹介!の記事を参考にしてみてください。

Web会議やオンライン商談の対応は必須!

コロナをきっかけに対面での打ち合わせはかなり減りました。代わりにWeb上で会議ができたり、オンラインで商談をすることができるツールが普及しました。多くの企業で導入がされていますが、もしまだ導入していないという方は今すぐ【2021年版】リモートワークに必須なWeb会議ツールまとめ!無料版から試してみようの記事をチェックしてみてください。

また、外部企業との打ち合わせで使いたいという方は、【2021年版】オンライン商談ツールまとめ16選!無料版〜有料版まで徹底比較を参考にしてみてください。

営業力を強化したいならSFAを入れた方が良い!

リモート対応中でも営業力を強化することは可能です。これまでと異なり、Web上で検索をして、導入を検討しているサービスの資料をダウンロードする法人企業が増えています。

うまくオンラインでの営業にも対応するには、すべての顧客データを一元管理して、最適なタイミングで営業をかけることが大切です。そのような管理としてセールスフォースに代表されるようなSFAツール(営業支援ツール)が存在します。

こちらSFA (営業支援システム)とは?CRMやMAとの違いからおすすめツールを紹介の記事でまとめていますので参考にしてみてください。

また、そもそも営業支援って何こと?という方は営業支援って何をすれば良い?単純にツールを導入するだけではダメな理由!の記事も参考にしてみてください。

まとめ

今回はオンライン名刺について仕組みからツールの紹介までしました。コロナ禍で働き方の変革が求められる中、日常のツールも常に適応させていく必要があります。オンライン商談に適したツールということで、コミュニケーションツールや、Web会議ツール、名刺管理ツールなどをこの機会に見直してみてはいかがでしょうか?

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