「hachidori (ハチドリ)」(以下、hachidori)のチャットボットってどんな特徴があるの?口コミ評価は良いの?」と気になっているあなたの疑問に答えます。
多くの記事では良いメリットばかりを比較記事で掲載していますが、本記事ではネガティブな口コミ評価にも着目し、総合的に評価してもらえるように意識しています。
hachidoriのチャットボットを導入しようか検討している方は、参考として読んでみてください。
本記事の内容
- 7,000件を超える豊富な開発実績とノウハウが強み
- マーケティングに最適なステップ配信機能でナーチャリング
- ユーザー行動を詳細まで分析できる計測機能
この記事を記載している私は、大手IT企業でAIを活用したサービス開発を行っており、チャットボットを特に専門分野としています。
チャットボットの裏側を把握しているからこその視点で、分かりやすく説明していきます。
メリット点、デメリット点をそれぞれ把握した上で、失敗しない導入を進めていきましょう。
サービス名 | hachidori (ハチドリ) |
会社名 | hachidori株式会社 |
住所 | 〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-17 廣瀬ビル7階 |
電話番号 | – |
設立 | 2015年5月 |
URL | https://hachidori.io/ |
料金 | 非公開 |
hachidoriでは7,000件を超える豊富な開発実績とノウハウが強み
成果を出す上で必要なものはノウハウ
どの業界でも同じですが、成果を出すためには業界に特化した専門ノウハウを持っていることが必須の条件です。
チャットボットでは特に、マーケティング目的であれ、カスタマーサポート目的であれ、豊富な経験を持っているかどうかが成功の分かれ目です。
導入する企業にとっては社内での実績が全てなので、業界を横断した知識やノウハウはもちろん持っていません。
そのため、どのチャットボットツールを選ぶかという1つの目安に、安心できる実績があるかが求められます。
マーケティング活用とカスタマーサポート活用の両方の実績は珍しい
チャットボット業界では大きく
- 売上向上を目指すためのマーケティング活用
- 問合せ削減を目指すカスタマーサポート活用
に分かれています。それぞれマーケティングとカスタマーサポートだと担当する部署も異なりますし、目指したいことも異なります。
問合せ削減をしたい場合には、「高性能なAI」と「AIを活用する専門的なノウハウ」が必要です。
一方で、売上向上をするためには、「サイトでの離脱防止」や「顧客育成(ナーチャリング)」をするための機能が必要です。
この2つの活用ではチャットボットに求められる機能やサポートの範囲が異なるため、多くのチャットボットベンダーはどちらかに「特化」していることが一般的です。
中小企業こそいいとこ取りのサービスを活用すべき
大手企業の場合は予算も豊富にあり、それこそマーケティングにかける予算とカスタマーサポートにかける予算は分かれているので、それぞれより特化した専門サービスやツールを導入すべきです。
しかし、中小企業の場合は、そこまで専門すぎる機能よりも、会社全体として最適なツールを導入した方が効果があります。
そこで使えるサービスの1つがhachidoriです。売上向上も大切ですし、顧客からの問合せ削減も大切です。
マーケティングとカスタマーサポートの両方のノウハウを持っている企業は少ないため、業界では珍しいと言えます。
マーケティングに最適なステップ配信機能でナーチャリング
顧客は最初から顧客ではない
マーケティングでの購入モデルの1つで「AIDMA(アイドマ)」があります。
- ユーザーの注意を引き
- 興味・関心を持たせ
- 購入をさせる
というシンプルな法則です。このシンプルな法則は何十年経った今でも不変の行動原則です。
今では世界中にサービスや商品が溢れ、私たちが日常で触れる情報のほとんどが広告です。よく仕組まれた広告は知らず知らずの内に、このシンプルな行動原則にしたがって私たちを購入まで誘います。
最初はただ、目を引いただけの状態から興味関心を持たせることがマーケティングの醍醐味の1つです。
定期的に情報に触れることで興味が出てくる
TVCMやネット広告でも1回だけでは私たちの記憶には残りません。何回もCMや広告をみることで、覚え、次第にお店でも自然と目に入るようになります。
つまり、定期的に情報に触れることで私たちの頭の中に商品やサービスに関する興味関心の芽が育って行くのです。
これらはBtoCの商材だけでなく、BtoBの商材でも同じです。
このように定期的に情報を提供して興味関心の芽を育てていくことをナーチャリング(顧客育成)と言います。
今ではLINEやFacebook Messengerでナーチャリング
少し前まではメルマガに登録してもらうことしか、ナーチャリングを行う手段はありませんでした。
そこからLINEが登場し、Facebookを利用するようになりナーチャリングとして使えるツールがどんどんと増えていきました。
今では日本人の8割以上がコミュニケーションツールとして利用をし、反対にメールを日常的に利用する人は減ってきています。
LINEやMessengerでは、より会話形式でユーザーに情報提供をすることができたり、会話の有無などで、興味関心のあるユーザーにだけメッセージを送信するなどの機能ができるようになりました。
ユーザーのフェーズに合わせたステップ配信
私たちは最初から多くの情報を詰め込まれると、拒絶反応を起こして嫌になってしまいます。
自分の経験や知識に近い範囲で、徐々に情報を与えられ、商品やサービスに関する理解を徐々に深めることで、最適なナーチャリングが可能となります。
hachidoriのステップ配信機能は、まさにこの最適なナーチャリングに不可欠な機能と言えます。
ユーザー行動を詳細まで分析できる計測機能
ユーザー行動は予測できるものではない
よくある質問などを考えている時に、ありとあらゆる質問の可能性を考えてチャットボットに登録しています。
しかし、必ずと言って良いほど実際に質問を受け付けてみると抜け漏れが発生するのです。
これは、「人間が必ずしも正しい行動をするとは限らない」という行動習性があるためです。
言い間違いや、勘違い、サービスについてそこまで詳しくない、そのような人が問合せをしてくるとは最初は考えてはいません。
正しい質問に対しては準備していますが、正しくない質問に対しては答えを準備できないのです。
細かく行動履歴をみながらユーザーに合わせていく
使いやすいサービスや親切なサービスというものは、ユーザーに寄り添ってくれるものです。
チャットボットで目指すべき理想の姿は、「たとえ間違った行動や質問をしたとしても、私にあった回答や案内を表示してくれる」というものです。
企業側の努力は地道なユーザーの行動ログをみて、微修正を積み重ねていくところにあります。
積み重ねた分だけ、ユーザーにとっても痒いところに手が届くサービスとなることができます。
実は細かく分析できることは珍しい
チャットボットのサービスの多くは、管理画面があり、レポートの型も決まっています。
細かく分析をしようとしても、管理画面では限界があり、ローデータを落として分析しようとすると、途方に暮れてしまいます。
hachidoriの計測シナリオ内のユーザー行動まで細かく分析することができ、チャットボット業界の中では珍しい機能と言えます。
搭載している機能
- AI搭載 ◯
- 複数チャネル対応 ◯
- 有人チャット機能 ◯
- システム連携 ◯
- 分析機能 非公開
- 他言語対応 非公開
- ポップアップ機能 非公開
- 運用代行 非公開
- 分析・レポート対応 非公開
良い口コミ
自分には費用が高い割には少し物足りないとは思いましたが、さほどITリテラシーがなくても操作できる点は評価します。
テンプレート画面はわかりやすいので使いやすく、専門的なプログラミングも不要なので、簡単な入力で実装できる点が良いと思いました。これまでIT部門に所属していなかったPC経験の浅い女性が簡単に使えたので、幅広い職種で活用できると思います。
LINEと統合させた仕組みでした。ITやチャット系のサービスにはあまり詳しくなかったのですが、LINEとつながっているということは私でも把握できました。
私は年齢が上のせいか、正直頭が追い付きませんでした。分かる若い社員にほとんど任せっきりでお願いしてしまいました。
改善の口コミ
玄人レベルのエンジニアであれば、もっと細かい機能設定が欲しいところです。ノンプログラミングが売りだと担当者が話していましたが、他社と違った高度なプログラミングを必要とするのであれば、別のチャットボットにすべきだと感じました。
複雑に感じてしまいました。新規で使ったからというのもありますが…個人的にはZoomなどほかのサービスを使ったときの方がわかりやいと感じました。慣れの問題なのでしょうけど、慣れるまでの労力を考えると、あまり使いやすいとは感じませんでした。
問い合わせが増えると、すぐに連絡が届かないことがあります。新入社員が部署に配属されて働き始めたばかりの頃に、入社後の手続きについて新入社員から毎日のように質問がありました。質問が届いていることを知らせる通知メールが届くまでに数時間経過してしまい対応が遅れてしったときは、不便だと感じました。
導入している企業はどこか?
- Softbank
- リクルート
- 住友生命
- 大和ハウス
- dip
- エアトリ
- Leverages
- トラベルマルシェ
- GDO など
導入事例
アイペット損害保険株式会社
- 課題
- 保険申込みにおけるLINE活用です。実際申込みが増えれば増えるほどサポート工数が増えるという悩みもあり、それを効率化したい
- 保険申込みにおけるLINE活用です。実際申込みが増えれば増えるほどサポート工数が増えるという悩みもあり、それを効率化したい
- 選定理由
- hachidoriのデフォルト機能が幅広く今後の活用イメージが持てたこと
- hachidoriのデフォルト機能が幅広く今後の活用イメージが持てたこと
- 効果
- これまで発生していた写真不備起因の契約不成立は約80%削減(解消)され、問合せも減少
ソフトバンク株式会社
- 課題
- 各ショップから質問がある際には電話でコールセンターに問い合わせをしていましたが、待ち時間の長さや電話の繋がりにくさなどに大きな課題
- 各ショップから質問がある際には電話でコールセンターに問い合わせをしていましたが、待ち時間の長さや電話の繋がりにくさなどに大きな課題
- 選定理由
- 他のソリューションに比べてスムーズに導入・運用
- 他のソリューションに比べてスムーズに導入・運用
- 効果
- アバンダンコールがゼロになり応答率が改善
- 電話と比べて平均処理時間が60秒短縮し、CSの向上を実現
- アバンダンコールがゼロになり応答率が改善
レバレジーズ株式会社
- 課題
- メインターゲットである学生とメールとの相性が悪い
- メインターゲットである学生とメールとの相性が悪い
- 選定理由
- 機能と金額
- 機能と金額
- 効果
- 配信コンテンツへのクリック率の比較で、メールの約4倍の反応を獲得
まとめ
今回はhachidoriについて特徴や口コミ評価をまとめました。
本記事の内容について改めてまとめます。
- 7,000件を超える豊富な開発実績とノウハウが強み
- マーケティングに最適なステップ配信機能でナーチャリング
- ユーザー行動を詳細まで分析できる計測機能
他のチャットボットについても気になるという方は【無料配布】チャットボット19社の比較シートを使って効率よく導入を進めようを参考にしてみてください。
また、もう少し業界事例について知りたいという方は【見なきゃ損!】チャットボットの事例を22種(リサーチ10時間分)を無料提供で10時間分のリサーチ結果を無償提供していますので、参考にしてみてください。
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