「Support Chatbot(サポートチャットボット)」(以下、サポートチャットボット)のチャットボットってどんな特徴があるの?口コミ評価は良いの?」と気になっているあなたの疑問に答えます。
多くの記事では良いメリットばかりを比較記事で掲載していますが、本記事ではネガティブな口コミ評価にも着目し、総合的に評価してもらえるように意識しています。
サポートチャットボットのチャットボットを導入しようか検討している方は、参考として読んでみてください。
本記事の内容
- 高性能な独自開発のAIエンジン
- 豊富なツールと連携が可能
- チャットボット業界では珍しい他言語対応
この記事を記載している私は、大手IT企業でAIを活用したサービス開発を行っており、チャットボットを特に専門分野としています。
チャットボットの裏側を把握しているからこその視点で、分かりやすく説明していきます。
メリット点、デメリット点をそれぞれ把握した上で、失敗しない導入を進めていきましょう。
サービス名 | サポートチャットボット |
会社名 | 株式会社ユーザーローカル |
住所 | 〒108-0014 東京都港区芝5-20-6 芝520ビル5F |
電話番号 | – |
設立 | 2005年9月 |
URL | https://chatbot.userlocal.jp/ |
料金 | 非公開 |
そもそもチャットボットって何のこと?という方は【完全初心者向け】チャットボットとはどのようなサービス?の記事から読んでみてください。
高性能なAI
60億件のデータを元に独自開発
サポートチャットボットに搭載されているAIは非常に高い回答精度が実現できます。
これまでのSNS分析で60億件以上ものテキスト解析を元に、独自開発をしたAIであるためです。
サポートチャットボットを提供しているユーザーローカルはもともとテキスト分析などの分析技術を提供していた企業で、高い分析ノウハウを駆使して、高精度なAIエンジンの開発を行いました。
AI技術ではGoogleやAmazon、IBMなどがトップクラスですが、日本語に特化したAIであるわけではありません。反対に、SNSデータを元にしたサポートチャットボットのAIは大手IT企業にも引けを取らずに高精度が期待できます。
精度向上に欠かせないレポート機能
チャットボットの精度向上にはAIの精度だけでなく、データ分析が欠かせません。
チャットボットは学習してあるデータの中から回答を選ぶため、データの過不足がもろに回答精度に影響してしまうためです。
例えば、いくら高性能なスポーツカーだったとしても燃料となるハイオクやガソリンを入れなければ走り出すことはできません。
チャットボットのAIが自動車のエンジンだとすると、チャットボットに登録してあるデータが自動車のガソリンの役割になります。
どちらかがあるだけでもだめで、両方揃って初めて効果が出せるモノです。
豊富な連携機能
業界トップクラスの連携先
サポートチャットボットでは、13個の外部ツールと連携が可能で、業界ではトップクラスです。
サービスページではChatworkやLINEなどを初め、合計で13個のツールと連携することが可能と記載があります。
具体的はこちらです。
- Webサイト
- Share Point
- Googleサイト
- Kintone
- Garoondesknets NEO
- Microsoft Teams
- Google Chat
- Slack
- LINE WORKS
- Chatwork
- LINE
- Facebook Messenger
WebサイトやLINEではBtoCで活用することができ、それ以外のコミュニケーションツールでは社内の問合せ削減でも活用することができます。
連携先が多いと活用幅がグンと広がる
チャットボットと連携できるツールは多ければ多いほど良いです。
チャットボットは単なるAIにすぎず、何かしらお客様や従業員とのコミュニケーション接点は他にあるためです。
例えば、通販企業の場合は、WebサイトやLINEの公式アカウント、SNSなどがお客様とのコミュニケーションポイントです。
チャットボットだけがいたとしても、これからのコミュニケーションツールで活用することができなければ、価値がありません。
大半の企業は外部ツールとの連携には数に限りがあります。
その中で、多くの外部ツールと連携ができるというのは、チャットボット導入を成功させるために必須の部分となります。
業界に珍しい他言語対応
他言語対応の企業は少ない
国内のチャットボットで他言語にも対応できるツールはほとんどありません。
大半が日本語に特化されたAIを活用しているためです。
もしくは他言語に対応していたとしても、GoogleやIBMなど、もともと英語圏で活用されているAIエンジンに乗っかって提供している企業がほとんどです。
その中で、サポートチャットボットでは独自開発したAIエンジンにもかかわらず、他言語での対応にも適応しています。
そのため、チャットボット、とりわけ国内企業としては珍しいです。
将来のインバウンド対応として他言語は視野に入れるべき
日本の企業だったとしても、チャットボットの他言語対応は近い将来、対応が必須となるでしょう。
現在はインターネットを通して世界中からものを購入することができるためです。国境を超えて多くのサービスや商品が売買されており、売上を伸ばすために海外市場を狙うのは当然のことです。
海外の企業もどんどん日本市場へ参入を狙ってきており、外国人の労働者も増えてきます。日本語だけのサポートしかしていない、という理由だけで競争から負けてしまうこともあるかもしれません。
そのため、今すぐではなくとも、カスタマーサポートとしての他言語対応は視野に入れておくべきだと考えています。
搭載している機能
- AI搭載 ◯
- 複数チャネル対応 非公開
- 有人チャット機能 ◯
- システム連携 ◯
- 分析機能 ◯
- 他言語対応 ◯
- ポップアップ機能 非公開
- 運用代行 △
- 分析・レポート対応 △
良い口コミ
チャットボット機能としては過不足なく、文中のリンクを張ることができたり、画像ファイル等も添付することができるため、ユーザの利用に置いて必要な機能は十分にそろっていると感じます。
管理画面においても難しい操作は必要なく、ウインドウの色やアイコン等を好きなようにカスタマイズできる点は、「あのサービス使ってるな」と思わせないため好印象でした。
また、項目によって編集できるユーザを選別できるため、複数部門で利用できるポイントもGOODでした。
英語への言語対応をしているのが他のサービスよりも優れている良い点だと思います。社員にもユーザーにも英語以外の言語を使用する方が増えている中で、チャット機能が英語に対応しているというのはとても使い勝手が良い点だと思います。また、シナリオ編集などこちらでの設定画面の操作性が分かりやすいというのも魅力の一つだと感じています。
ヘルプデスク部隊を設けていない為、顧客満足の向上を目的に導入しました。
導入してみるとやり取りもスムーズで違和感はあまり感じません。
改善の口コミ
2021年9月時点ではAPIを公開しておらず、シングルサインオン連携も行うことができないため、ユーザ管理等は全てWebページ上から行う必要がある点は改善頂きたい点と考えています。
また、ユーザからの入力されたデータをWEB上でフィルタリングできるようになるとなお良いと考えています。
社内での人事総務の書類提出の同線に利用する際に、必要な資料やリンクを即座にチャットボットで送ってくれるとより使いやすいと感じました。
このツールは同社の解析ツールと組み合わせることで真価を発揮するのだと思います。
弊社の場合はすでに他のツールを使用していたことと個人情報を共有できないメンバーがいるという理由で導入はしませんでした。
個人情報に触れずにデータを扱えるような設定があればよいと思います。
導入している企業はどこか?
- 厚生労働省
- ecoHAI
- 亀田製薬
- SOMPOひまわり生命
- dip
- マルイ
- 大和ネクスト銀行
- じげん
- LIXIL
- 東急ハンズ
- JTB
- GDO
- ユーキャン
- オリックス自動車
- GMO MAKESHOP
- THE SUIT COMPANY
- カメラのキタムラ
- GMO クリック証券
- 京王バス
- ALSOK
- キヤノンマーケティングジャパン
- フジテレビ
- ETUDE HOUSE
- 野村不動産
導入事例
株式会社スタッフサービス
- 課題
- 年末調整関連の問い合わせは月に5万件以上が殺到。対応品質の向上と、3密を避ける感染防止対策が急務に。
- 年末調整関連の問い合わせは月に5万件以上が殺到。対応品質の向上と、3密を避ける感染防止対策が急務に。
- 選定理由
- システムに詳しくない担当者でも使い勝手がよく、特別なスキルがなくてもQ&Aの修正や反映といったメンテナンスが簡単にできるという点。
- システムに詳しくない担当者でも使い勝手がよく、特別なスキルがなくてもQ&Aの修正や反映といったメンテナンスが簡単にできるという点。
- 効果
- 繁忙期である年末調整時期の電話問い合わせを前年比で55%削減!年末調整対象者の派遣スタッフが24時間いつでも、一般的な回答なら自ら回答を得ることができた。年末調整以外の事務作業にも人員を充てることができた。
株式会社LIXIL
- 課題
- 月平均1700件以上の社内問い合わせ数が大きな課題に!
- 使いやすくアクセスしやすいFAQの実現が急務だった。
- 月平均1700件以上の社内問い合わせ数が大きな課題に!
- 選定理由
- 誰でもわかりやすく使えるUI、テキストマイニングによる自動分析で迷いなくFAQの追加・修正ができる点、そして返答数無制限で利用できる費用対効果
- 誰でもわかりやすく使えるUI、テキストマイニングによる自動分析で迷いなくFAQの追加・修正ができる点、そして返答数無制限で利用できる費用対効果
- 効果
- 緊急事態宣言期間中には1日500~600件を自動応答!リモートワークでも情報共有しやすい管理画面でスムーズに運用でき、社員からの問い合わせ削減をチャットボットで実現。
岡三オンライン証券
- 課題
- 情報量の多いWebサイトの検索性を向上し、より顧客満足度を高めるツールとしてサポートチャットボットを採用
- 情報量の多いWebサイトの検索性を向上し、より顧客満足度を高めるツールとしてサポートチャットボットを採用
- 選定理由
- 金融機関をはじめ多彩な企業での導入実績
- 会話精度の高さ
- 機能と価格帯のバランス
- 金融機関をはじめ多彩な企業での導入実績
- 効果
- サポートチャットボットの導入で“よくある質問”への対応に手応え!さらに24時間対応で時間外の問い合わせに対してカバーできている。
まとめ
今回はサポートチャットボットについて特徴や口コミ評価をまとめました。
本記事の内容について改めてまとめます。
- 高性能な独自開発のAIエンジン
- 豊富なツールと連携が可能
- チャットボット業界では珍しい他言語対応
他のチャットボットについても気になるという方は【無料配布】チャットボット19社の比較シートを使って効率よく導入を進めようを参考にしてみてください。
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