「PEP(ペップ))」(以下、PEP)のチャットボットってどんな特徴があるの?口コミ評価は良いの?」と気になっているあなたの疑問に答えます。
多くの記事では良いメリットばかりを比較記事で掲載していますが、本記事ではネガティブな口コミ評価にも着目し、総合的に評価してもらえるように意識しています。
PEPのチャットボットを導入しようか検討している方は、参考として読んでみてください。
本記事の内容
- 後発だから使いやすさにこだわり抜いたデザイン
- 平均回答率90%を超えるPEP独自辞書
- 見やすいレポートデザイン
この記事を記載している私は、大手IT企業でAIを活用したサービス開発を行っており、チャットボットを特に専門分野としています。
チャットボットの裏側を把握しているからこその視点で、分かりやすく説明していきます。
メリット点、デメリット点をそれぞれ把握した上で、失敗しない導入を進めていきましょう。
サービス名 | PEP (ペップ) |
会社名 | 株式会社ギブリー |
住所 | 〒150-0036 東京都渋谷区南平台町15-13 帝都渋谷ビル8F |
電話番号 | 03-6277-5463 |
設立 | 2009年4月28日 |
URL | https://pep.work/ |
料金 | 非公開 |
後発だから使いやすさにこだわり抜いたデザイン
初見でも簡単に利用ができる
PEPはチャットボット業界の中では後発にあたり、最近に登場したばかりの企業です。
チャットボットは一時は100社を超えるベンダー企業がおり、いわゆるレッドオーシャンの市場でした。
チャットボットでは使いやすい機能もあれば、正直そんなに使わない企業もあります。
PEPは後発のサービスだからこそ、他の企業での良い点を取り入れた使いやすい操作性が特徴だと言えます。
痒いところに手が届く通知機能
チャットボットベンダーの多くは、チャットボットの設計や運用に特化した機能を多く備えています。
PEPはこれらの機能に加えて、メールでの通知機能も搭載しています。
有人チャットが利用された時や、特定の条件でのチャットボット利用などの際に、常にモニタリングをしていなくてもメールで通知が届くことで、より効率的な運用を実現することができます。
平均回答率90%を超えるPEP独自辞書
AIは汎用的な言語しか学習していない
チャットボットでは「AI」が搭載しているものと、搭載していないものの大きく2つに分かれます。詳しく知りたい方はこちら【簡単解説】チャットボットでAIを搭載していると何が違うのか?を参考にしてみてください。
「AI」では画像分類やデータ分析などの役割で利用することが多いですが、最近では「言語を理解し対応する、自然言語処理」にも活用されています。
自然言語処理では、あらかじめウィキペディアや辞書などを用いて単語を学習された「AI」が活用されます。
そのため、汎用的に利用ができる「AI」では、一般的な単語やフレーズを理解することはできますが、業界用語や専門用語などは学習をしていないため、理解することができません。
業界特有のワードや専門用語にも対応
PEPでは、業界特有の単語もオリジナルの独自辞書の機能によって登録しておくことができます。
例えば、「タバコを吸う」と「喫煙をする」ということは意味としては一緒です。しかし、AIでは「タバコ」と「喫煙」は学習をしていないと、同じ意味合いだということは理解することができません。
タバコなどは日常語として利用されますので、「AI」では学習されていると思いますが、金融に関する単語や、会社特有の単語などは、あらかじめ、「どのような単語と一緒なのか?」ということを登録しておく必要があります。
見やすいレポートデザイン
チャットボットは「運用」することが前提のツール
チャットボットでの「運用」とはどのようなことをすれば良いのでしょうか?
チャットボットには、様々な人が話しかけてきますが、事前に登録をしていることでしか対応することができません。
そのため、登録していなかった単語やフレーズ、新しい回答を登録していく必要があります。
これが「運用」と呼ばれる作業です。
会話のボトルネックを把握することが重要
チャットボットの運用は、単語やフレーズなどの登録だけではありません。
会話の分岐などを作成している場合などは、「途中で離脱してしまっているユーザーがいないか?」などをチェックしておく必要があります。
途中で離脱するユーザーが多いポイントでは、「選択肢が不足している・想定していた回答ではなかった」などの理由が考えられます。
そのため、会話の流れをみてボトルネックを特定することが重要となります。
会話の流れは数字だと見づらい
通常のチャットボットのレポートでは、全体での利用者数などの大きな数字などしか見れずに、細かい数字を確認することができないケースが多いです。
PEPでは、会話フローを分かりやすく確認することができます。
線の太さが利用者数の人数、離脱が多いポイントが色つけされるなどでパッとボトルネックを把握することができます。
搭載している機能
- AI搭載 ◯
- 複数チャネル対応 ◯
- 有人チャット機能 ◯
- システム連携 ◯
- 分析機能 ◯
- 他言語対応 非公開
- ポップアップ機能 非公開
- 運用代行 非公開
- 分析・レポート対応 非公開
口コミ
残念ながら外部公開している口コミを見つけることができませんでした。
導入している企業はどこか?
- Ash
- Zoff
- ライフ
- GEO
- パーソル
- ANA
- メルカリ
- SmartNews
- スクエアエニックス など
導入事例
全日空商事株式会社(ANA)
- 背景
- 管理部門・営業部門双方における業務効率化
- 管理部門・営業部門双方における業務効率化
- 選定理由
- 機能面・サポート面共に優れていた
- 機能面・サポート面共に優れていた
- 導入効果
- 管理部門と現場間の社内問い合わせ応対を10%削減
株式会社メルカリ
- 背景
- 社員全員が事業貢献に専念できる環境を目指すため
- 社員全員が事業貢献に専念できる環境を目指すため
- 選定理由
- エンジニアでなくてもメンテナンスが容易だから
- エンジニアでなくてもメンテナンスが容易だから
- 導入効果
- 質問から回答までにかかっていた平均10時間が数秒に
まとめ
いかがでしたでしょうか?
改めて今回の内容をまとめます。
- 後発だから使いやすさにこだわり抜いたデザイン
- 平均回答率90%を超えるPEP独自辞書
- 見やすいレポートデザイン
チャットボットはあくまでユーザー体験の「負」をカバーするためのサポートツールの1つです。問合せが多い場合は、サービスに対して根本的な解決をしていくことが、今後のサービス成長に大きく影響を及ぼします。
まだ導入していない場合は、この機会にぜひ検討してみましょう。
他のチャットボットについても気になるという方は【無料配布】チャットボット19社の比較シートを使って効率よく導入を進めようを参考にしてみてください。
また、もう少し業界事例について知りたいという方は【見なきゃ損!】チャットボットの事例を22種(リサーチ10時間分)を無料提供で10時間分のリサーチ結果を無償提供していますので、参考にしてみてください。
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