「MOBI BOT (モビボット) 」 (以下、MOBI BOT)のチャットボットってどんな特徴があるの?口コミ評価は良いの?」と気になっているあなたの疑問に答えます。
多くの記事では良いメリットばかりを比較記事で掲載していますが、本記事ではネガティブな口コミ評価にも着目し、総合的に評価してもらえるように意識しています。
MOBI BOTのチャットボットを導入しようか検討している方は、参考として読んでみてください。
本記事の内容
- どのAIを使うかを選べるプラットフォーマー
- AIの学習を効率化できる独自の管理画面
- RPA連携による幅広い対応の実現
この記事を記載している私は、大手IT企業でAIを活用したサービス開発を行っており、チャットボットを特に専門分野としています。
チャットボットの裏側を把握しているからこその視点で、分かりやすく説明していきます。
メリット点、デメリット点をそれぞれ把握した上で、失敗しない導入を進めていきましょう。
サービス名 | MOBI BOT (モビボット) |
会社名 | モビルス株式会社 |
住所 | 〒141-0031 東京都品川区西五反田3-11-6 サンウエスト山手ビル5F |
電話番号 | 03-6417-9523 |
設立 | 2011年9月 |
URL | https://mobilus.co.jp/solution/bot |
料金 | 15万円/月〜 |
そもそもチャットボットって何のこと?という方は【完全初心者向け】チャットボットとはどのようなサービス?の記事から読んでみてください。
プラットフォーマーとしての特徴
どのAIを使うかまでカスタマイズ可能
MOBI BOTではチャットボット業界では珍しく、どの企業のAIをチャットボット内で活用するかまでカスタマイズすることが可能です。
他の外部サービスとの連携が柔軟に可能な製品設計となっているため、国内サービス、海外サービスを問わずに自由に連携できるためです。
例えば、国内では「BEDORE」を代表するチャットボットのAIから選ぶことができ、海外では「IBM Watson」に代表されるAIから選ぶことが可能です。
通常はチャットボットで利用できるAIについては、企業が選べないようにしているケースが多いため、MOBI BOTは業界的にも珍しいカスタマイズ性があるといえます。
最先端のAIを選ぶことができる
AIの発展は著しく、特に人間が話す言語をコンピューターが理解できるようにする技術である「自然言語処理」の研究分野が大きく進化しています。
その分野の中でも群を抜いてトップの精度を誇るGoogleの最新AIを選ぶことができることができます。
これまでは、日本語の会話では国内のAIの方が精度が高い面もありますが、最近では様々なプラットフォームとして利用されているGoogleの精度が群を抜いているといえます。
チャットボットの精度は「AIの精度」と「登録してあるデータ量」の掛け合わせで決まりますが、学習されたAIは、登録されているデータ量の過不足を補うことができるほど、成長しています。
そのため、今後は「最新のAIを活用すること」が成功する上で欠かせない要素となるでしょう。
約10個のAIから選ぶことが可能
- 国内の対話型AI
- BEDORE
- Quick QA
- LINE CLOVA
- QA ENGINE
- CAIWA
- DialogPlay
- BEDORE
- 海外の対話型AI
- IBM Watson
- Google DialogFlow
- Microsoft LUIS
- IBM Watson
- FAQエンジン
- OKBIZ. for Chatbot
- OKBIZ. for AI
- OKBIZ. for Chatbot
AIの学習を効率化できる独自の管理画面
専門家の知識を不要に
MOBI BOTでは、誰でもAIの学習が効率よく実施できる管理画面を提供しており、専門家の知識がなくともチャットボットの精度向上が可能です。
会話データの分析を自動で行ってくれるため、これまで専門家が行っていたような分析スキル不要で利用することができるためです。
例えば、ユーザーは「ログインしたい。パスワード忘れた。再発行したい。」など様々な言い方をします。
テキストの分析をする場合は、意味の近しい言葉毎にまとめる必要があります。先程の例では、「ログインしたいが、パスワードがわからない」といった言葉に集約することができます。
このような分析を1つ1つ行うことはかなり至難の技です。
しかし、MOBI BOTが提供する管理画面では、自動で分析をしてくれるため、専門家の知識不要でAIの学習効率を格段に向上させることが可能となりました。
有人チャットの会話の中からもAIが学習してくれる
MOBI BOTでは、オペレータースタッフによる有人チャット対応の会話の中からも、AIが学習をすることが可能です。
人でしか対応ができない場合の中でも、AIによる対応効率化のタネはあります。
オペレータースタッフが有人対応に集中しながらも、AIによる効率化を同時並行で進めることができます。
RPA連携による幅広い対応の実現
RPAは人間に変わって作業をするロボット
RPAとはロボティック・プロセス・オートメーションの略で、「ロボットを活用することで業務を自動化する」ことを目指したサービスのことです。
「ペッパーくん」のように手で触れられるようなロボットとは異なり、RPAは「インターネットやパソコン上で稼働する」ロボットです。
例えば、「会員情報を検索して、名前と生年月日から本人確認をしたい。」「住所変更の変更手続きをしたい」などの際に活用することができます。
通常は電話による対応や、専用の書類を記入して郵送しなければいけない対応を、LINEやWebチャット上で自動で対応することができます。
RPAについてもう少し詳しく知りたいという方は【入門編】PRAとはどのようなサービス?特徴から活用事例まで幅広く紹介!も参考にしてみてください。
RPAとチャットボットが連携すると効果絶大
RPAとチャットボットが連携できると、ほとんどの業務を自動化することが可能です。
これまで人間でしか対応できなかった部分をRPAで補うことができるためす。
例えば、チャットボットでの会話をそのままRPAを使って、システムに登録・更新することができます。
「名前・電話番号・住所」など本人確認に必要な情報をチャットボットで自動でヒアリングをし、RPAを使って会員データベースで自動検索をして、情報更新や変更することが可能です。
よって、RPAとチャットボットを連携することで、ほとんどの業務を自動化することが可能になります。
MOBI BOTで連携しているRPA先は2つ
MOBI BOTでは、RPAの代表格である「UiPath・WinActor」と連携しています。
どちらもRPAの業界の中では実績のある有名なツールで、多くの業務を自動化させることができます。
チャットボットとこれからのRPAツールを連携することで、下記のような対応を実現することができます。
- 顧客を特定する本人認証
- 顧客情報データベース、基幹システム連携による顧客の認証が可能
- 顧客情報データベース、基幹システム連携による顧客の認証が可能
- 情報照会への自動回答
- システム連携により、顧客情報の24時間回答が可能、呼量の削減にも効果的
- システム連携により、顧客情報の24時間回答が可能、呼量の削減にも効果的
- 申請・注文・手続きの自動処理
- 住所変更、書類申請、申込み手続きなどをチャットボットで自動受付
- 住所変更、書類申請、申込み手続きなどをチャットボットで自動受付
- CRMの自動処理
- 問い合わせ履歴のCRM入力など後処理までを自動化
搭載している機能
- AI搭載 ◯
- 複数チャネル対応 ◯
- 有人チャット機能 ◯
- システム連携 非公開
- 分析機能 ◯
- 他言語対応 非公開
- ポップアップ機能 非公開
- 運用代行 非公開
- 分析・レポート対応 非公開
口コミ評価
残念ながら外部の口コミ評価は見つかりませんでした。
導入している企業はどこか?
- 大分県別府市
- 株式会社ファイバーゲート
- 東日本電信電話株式会社
- 株式会社バッファロー
導入事例
大分県別府市教育委員会(学校連絡網)
- 課題
- 緊急時に連絡に時間がかかり、ばらつきがあった
- 緊急時に連絡に時間がかかり、ばらつきがあった
- 選定理由
- 導入までのロードマップ提示や綿密な連携
- 導入までのロードマップ提示や綿密な連携
- 導入効果
- 一斉連絡による迅速な安全確保の体制
東日本電信電話株式会社
- 課題
- お客さまのお困りごとへの対応をより即時にできるよう、問い合わせ手段を増やす必要性
- お客さまのお困りごとへの対応をより即時にできるよう、問い合わせ手段を増やす必要性
- 選定理由
- 運用性や管理のしやすさが優れていた
- 運用性や管理のしやすさが優れていた
- 導入効果
- 問合せの約10%を自動化
株式会社バッファロー
- 課題
- 月10万件ある入電数を削減したい
- お客様が待たなくても問合せできるようにしたい
- 月10万件ある入電数を削減したい
- 選定理由
- 管理画面でのオペレーター管理のしやすさ
- 管理画面でのオペレーター管理のしやすさ
- 導入効果
- 入電数40%削減
まとめ
今回はMOBI BOTについて特徴や口コミ評価をまとめました。
本記事の内容について改めてまとめます。
- どのAIを使うかを選べるプラットフォーマー
- AIの学習を効率化できる独自の管理画面
- RPA連携による幅広い対応の実現
他のチャットボットについても気になるという方は【無料配布】チャットボット19社の比較シートを使って効率よく導入を進めようを参考にしてみてください。
また、もう少し業界事例について知りたいという方は【見なきゃ損!】チャットボットの事例を22種(リサーチ10時間分)を無料提供で10時間分のリサーチ結果を無償提供していますので、参考にしてみてください。
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